基本的にはお花の種類は問いませんが、婚姻・結納などで一般的に言われているのはバラです。品種は多く、花色も豊富で、白、レッド、ピンク、ローズ、イエロー、オレンジ、ブルーなど、結婚式のブーケには一番多く使われます(トゲのない種類もあります)。さらに、バラには高貴な香りをもつものもあり、年間を通して代表的なお祝いの花です。
注目したいのはユリの花。好き嫌いもありますが、とにかく芳香が強いです。ヤマユリを品質改良しているので、花色もクリーム色・ごく薄いピンク・ピンク・斑いりなど、お花屋さんで目にする美しさと香りにビックリします。白い大きな花の「カサブランカ」もユリ科の植物で、とても人気があります。ユリは冠婚葬祭に広く使えます。ただし、黄色や茶色の花粉には要注意!衣服などに付着しないように気をつけましょう。
ほかにもトルコキキョウ、ヒメヒマワリ、etc…。アジサイはとても豪華で人目を引きます。花色が変わっていく様子が美しいのですが、七変化することから、「移り気」「心変わり」などの花言葉などを連想されて、結婚などのお祝いごとには敬遠されるようです(もちろん、地植えや鉢物のアジサイは関係ありません)。
お祝いごとはもちろん、お誕生日や記念日、母の日や父の日、送別会や還暦のお祝いなど、お花の贈り物はとても喜ばれるでしょう。なるべく涼しい部屋が理想的ですが、お花屋さんで購入するときに「暑い時期になるべく水揚げがよくて長持ちする花は?」と尋ねると、必ず親切に教えてくれます。キレイに咲いてもらうためには、やはり涼しい環境が理想的です。