中国南部原産で、金木犀は、白い花色の銀木犀の変種。
秋にオレンジ色の小花を咲かせる金木犀のほうが甘く強い芳香を放つ。
公園や庭木として観賞用に植えられることも多く、遠くからでも香りが届くことで知られている。
鶏卵の色を金木犀の花に見立てて作られる卵料理も多い。
花びらの砂糖漬けを飾り付けたお菓子料理もある。
開花期は9月中旬~10月下旬。
別名、桂花(けいか)、丹桂(たんか)、金桂(きんか)など。
秋雨にあうと花を散らせてしまうため、開化期間は短く、1週間くらい。
秋の風物詩ともたとえられる金木犀。
今年はいつ頃、芳香を感じることでしょうか。


ギンモクセイ(銀木犀)

単に「木犀」と言う場合は、ギンモクセイを指すことが多いそうです。