こぶし・白木蓮・木蓮春の日差しも心地よく桜の蕾も膨らんできた。
花壇のまわりを蝶々が駆けめぐる季節。
木々の新芽も膨らんで、春爛漫…

木蓮は、紫色の花。
たしか、こぶしの花が咲いてしばらくして
カレンダーをめくってから、紫色の花を見かける。
白木蓮は、白い花をいつ頃に咲かせているのだろうか。

こぶしの花は、白色のやや小さめの花をたくさん付ける。
木蓮とこぶしの花は咲き方に大きな違いがあり
こぶしは、横又は下向きに花が開いて咲くので、
樹の下から花の中心がよく見える。

木蓮、白木蓮は、花が上向きにすぼんだような形で
咲くために花の中心は見ることができない。

人間の手を合わせた形で、花が上を向いて咲いていたら
木蓮だと…知人に聞いたことがある。

結局、こぶしが咲いてから何日か後に白木蓮の白い花を見つける。
樹木の立ち姿がよく似ているので、いつも同じ疑問になるのだ。

こぶし、白木蓮、木蓮は、モクレン科モクレン属で親戚のため、
遠くからだと区別がつかずに近くに行って確認したくなる。

こぶしは、日本原産である。白木蓮・木蓮は、中国原産。
町の中を散策していると、不思議な樹木の事情に出会う。

こぶし

こぶし3

木蓮

白木蓮