美しい房状の花を枝先に咲かせる様子は見事である。
日本石楠花は白、薄桃、赤が多い。
西洋石楠花は赤、ピンク、黄、オレンジ、紫色、茶色と
鮮やかな色彩が多く驚かされる。
4月～5月にかけて満開になる。

日本石楠花と西洋石楠花の違いは、葉にある。
日本石楠花は、葉の裏側に細かい毛が生えている。
西洋石楠花の葉には、まったく毛は生えていない。

成長が遅い樹木なので花後は古い葉を取り除き、芽かきをする程度にしておく。
下手な剪定をすると新芽を切り落としかねない。
耐寒性があり、夏の暑さにも耐える樹木である。
人間の身長位の高さに花をつけるため、鮮やかな色彩が背景から飛び出すみたいに、
花の季節は素晴らしい景観になる。

ヤクシマシャクナゲ（屋久島石楠花）

開花時期は、5月末～6月上旬。
つぼみは赤くて、徐々に桃色から白っぽく、
変化して咲く様子がとても綺麗。