ガーデニングやエクステリアに関する豆知識。
2019.08.29園芸の豆知識
日本の山地に自生する落葉高木。 10m以上の高木になる場合もある。 幹は灰褐色で樹皮は薄く、ごく簡単に皮が剝ける。 剝いた皮の内皮は緑色をしているため、アオハダと名付けられた。 葉先は短くとがり、葉のふちには浅い鋸歯がある。 葉の表面には細毛があり、葉裏は淡緑色。 株立ちの人気が高く、樹皮には白斑ができることも多い。 5月~6月に5mmほどの黄緑色の花が葉の付け根に咲くが、目立たない。 葉はお茶になり、新芽は食用になる。 材は木目が細かく美しい。 材はやわらかく、寄木細工などになる。 雌雄異株で、秋には雌木に赤い実が生る。 病害虫はほとんど発生しない。 枝ぶりがすっきりとして、黄葉もきれい。 秋の実も鑑賞できるなど評価が高く、シンボリツリーとして個人庭園にも普及している。 自然樹形を楽しめる樹木で、剪定作業により樹枝を整えるとよい。