常緑高木樹で目隠しにも最適。緑が美しい庭木として定評がある。
植えた後の評判もとても良く、満足度の高い庭木である。
どんぐりの木としても知られ、乾燥に強く、とても丈夫。
防風・防塵・防火の役割があり、家を守る・建物を守る。
神社を守るために昔から境内に植えられ、生垣としてもよく利用される。
日陰でも生長する丈夫な樹木。耐寒性が強く、耐陰性もある。
建物の影になる場所でも十分に育つ。
株立ちタイプを植えるのがシンボルツリーとしてはベスト。
和風にも洋風にも合わせやすい。
ほおっておくと10m以上の高木になるため、定期的に剪定をしないと
梯子を使っても手に負えないほどに生長するのが速い。
上手に管理することにより、大切な役割も担う重宝な樹木。
材は堅く優れているので、道具・器具・薪材などに使用する。
別名は「クロガシ」。
樹皮は暗灰色で、材は白い。
シラカシは葉幅が細くて、枝先が柔らかく繊細。
アラカシは葉幅が広く、少し粗っぽい雰囲気。

苗木の植え付け適期は、5月の連休明け頃。
剪定はある程度の高さになったら、芯を止めて樹高を抑制する。
横枝も切り詰めて抑制して管理する。
頂点から新枝が数本伸びるため、定期的に枝抜きと刈り込み剪定が必要。
生垣は少し強めの剪定をして側枝の生長を促す。

剪定適期は6～7月と10～11月。
株立ちにして幹から小枝が綺麗に出るように仕立てると
枝先の柔らかさと葉先がふわっとした魅力のシラカシなる。
太い幹を途中で切り詰めて、短い枝に葉が付くように刈り込む。
また、幹が細いときに芯を詰めて枝を短く刈り込む方法もある。
庭木は素人が管理すると失敗することがあるため、年間を通して
信頼できる業者に管理してもらうことをお勧めする。