園芸の豆知識：うめ（梅） | 新和造園株式会社

1月下旬頃から開花して早春を感じさせる愛らしい花。
早い品種は1月中旬から1月末頃に花を開き始めて、2月20日頃には見頃となる。
やさしい香りを漂わせてしっとりと咲き、春を告げる花として愛されている。
関東でも神社や庭園など、たくさんの梅が楽しめる場所がある。

湯島天神梅まつり（2023年3月8日まで）

湯島天神は江戸時代からの名所として親しまれている。
樹齢約70年以上、約300本の梅花が開花して2月中旬～3月上旬が見頃。
https://www.yushimatenjin.or.jp/pc/ume/2023/index.htm

亀戸天神梅まつり（2023年3月5日まで）

菅原道真を奉祀する亀戸天神社。
天神さま、亀戸天満宮として親しまれている。
境内には300本（紅梅 50本、白梅 150本）の梅が咲く。
見頃は2月中旬から3月上旬あたり。
その中でも1本木に紅梅と白梅の花が咲く「五賢の梅」は是非とも見学の価値あり。
http://kameidotenjin.or.jp/gallery/ume/

谷保天満宮（見頃は2023年1月末～3月上旬）

国立市JR南武線谷保駅から徒歩。
甲州街道沿いにある谷保天満宮。
学問の神様が祀られた神社。
お正月も参拝客で賑やかな雰囲気。
http://www.yabotenmangu.or.jp/season.html

小石川後楽園（見頃は2023年2月上旬～2月末まで）

約90本の紅梅、白梅が開花。
2月上旬の梅まつりの頃には香りが漂い、暖かい日差しで春らしい景観になる。
庭園は池を中心とした「回遊式築山泉水庭園」になっている。
本庭園の特徴は各地の景勝を表した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されている。
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index030.html

新宿御苑

新宿御苑の梅は2月初旬は3分咲きほどであった。
ここ数日の春の暖かい日差しで次々と開花している。
こちらには約300本の梅の木を広い日本庭園に植栽している。
梅木によって咲き具合も違い、1月末より開花している樹は見頃を迎えており、例年2月20日前後には全体が咲きそろう。
遠くからでも目を引くような華やかな印象である。
蕾の頃と花が咲きそろった頃と、2回ほど行ってみるのも面白い。
https://fng.or.jp/shinjuku/place/season#spring

浜離宮恩賜庭園（見頃は2023年2月下旬～3月上旬）

庭園内には約130本の梅木が植栽されて、冬時期に花が寂しい庭園内を明るく鮮やかに梅花が彩りをそえる。
咲き始めが早い場合、また日差しの暖かい日が多く寒暖差によって開花時期は異なるため、確認が必要である。
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html

都立神代植物公園梅まつり（2023年2月14日～2023年3月5日）

都立神代植物公園は、古くから伝わる品種の「未開紅（みかいこう）」「月影」など、約70品種160本以上の梅が植えられている。
例年2月上旬～3月上旬にかけて見頃を迎える。
多くの観光客で賑わうことが予想される。
https://www.tokyo-park.or.jp/event/51766.html

郷土の森梅まつり（2023年3月12日まで）

約120種1300本の梅が咲く「府中市郷土の森博物館」。
上記の期間にて「梅まつり」が開催。
広大な敷地には太宰府天満宮から寄贈された紅白梅の「太宰府の梅」、伊達政宗が朝鮮から伝えた「臥龍梅」の子孫樹「朝鮮梅」など、多種多様な梅が栽培されている。
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/1000084/1001496.html

高尾梅郷梅まつり

小仏川や旧甲州街道沿いに約10.000本の梅が開花する高尾梅郷。
4つの梅林にはイベントや模擬店も並んで賑やかになる。
駐車場が特設されていないため、公共交通機関を利用すること。
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/001/p030297.html