観葉植物の冬越し


観葉植物は、多くが暖かい地域を原産としているため、寒さに弱いのが特徴です。
ただし、昼は猛暑、夜は氷点下に冷え込むような砂漠地帯に生息する品種もあり、暑さや寒さに強い種類も存在します。

観葉植物の冬越し

冬越しで大切なこと

1.適切な温度管理

観葉植物は、平均15~25℃の環境で育てるのが理想的です。
外気温が氷点下になると枯れる恐れがあるため、室内で管理しましょう。
急激な温度変化はストレスを与えるため、暖かい場所から寒い場所への移動は避けます。

2.水やりに注意

冬は植物の成長が遅くなるため、水やりの頻度と量を減らします。
水の与え過ぎは根腐れの原因になります。

観葉植物の冬越し

3.日光と湿度の調整

レースカーテン越しの日光が適しています。
長時間、窓際に置く場合は、冷気に注意して窓から鉢を離しましょう。
加湿器を使用して湿度を保つと、水切れを防ぐことができます。

4.風通しをよくする

空気が滞る場所は避け、換気扇やサーキュレーターで空気を循環させましょう。

5.鉢替えと肥料

2~3年ごとに一回り大きな鉢に植え替えを行い、根詰まりを防ぎます。
4~10月は、月に1回、緩効性肥料を与えて様子をみます。
春と秋には、液体肥料を薄めて与えましょう。

観葉植物の冬越し

観葉植物を元気に育てるために

植物は午前中に光合成を活発に行うため、午前中に日光が当たり、午後は日陰になる場所が理想的です。
種類によっては直射日光を避けたほうがよい場合もあるため、植物に合った環境を整えましょう。
冬場は観葉植物にとって厳しい季節ですが、適切な管理をすることで元気に育てることができます。
環境を整えて、植物との生活を楽しみましょう。

観葉植物の冬越し
観葉植物の冬越し
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