ハツユキカズラ(初雪カズラ)



初雪カズラはキョウチクトウ科テイカカズラ属の常緑つる植物です。
カラーリーフとして人気があり、花には香りもあります。
日陰でも育ちますが、日当たりの良い場所では、より鮮やかな葉色になります。

この植物は「テイカカズラ」の園芸品種で、新しく出てくる葉はピンクや白の模様が入り、とてもきれいです。
成長はゆっくりですが、横に広がりながらまとまりやすいので、寄せ植えやハンギングバスケットにも向いています。
フェンスなどに絡ませて楽しむこともできます。

新芽のときは濃いピンク色で徐々に白の模様が入り、やがて緑色になります。
春にはさまざまな色の葉が混ざり合い、とても美しいです。
秋から冬にかけては紅葉も楽しめます。

ただし、真夏に花芽ができるため、剪定を頻繁に行うと花が咲かなくなります。
花を楽しみたい場合は、花が咲いた後に剪定すると翌年に白い小さな花が咲きます。

日陰でも育ちますが、全く日が当たらないと葉の模様がはっきり出ないことがあります。
葉の色の変化を楽しむには、日当たりのよい場所に植えるのがおすすめです。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)

置き場所

半日陰縲懈律なたで育てましょう。
強い直射日光や乾燥で葉が傷むこともあるので、特に真夏は注意が必要です。
土の湿り気を保つようにします。

水やり

夏は朝か夕方にしっかり水をあげます。
庭植えでは、よほど乾かない限り水やりは不要です。
鉢植えでは、土が乾いていたらしっかり水を与えましょう。
乾燥しすぎると葉が落ちてしまいます。

肥料

植えつけのときには、ゆっくり効く化成肥料を土に混ぜます。
鉢植えでは、春か秋の生長期に緩効性肥料や液体肥料をあげましょう(真夏は避けてください)。

害虫と病気

風通しが悪いとアブラムシやカイガラムシが出やすくなります。
見つけたら殺虫剤を使いましょう。
カイガラムシは歯ブラシでこすって取るのも効果的です。
風通しをよくして育てるのが大切です。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)

用土

水はけと通気性のよい土が適しています。
赤玉土・腐葉土・バーミキュライトを混ぜたものがおすすめです。

植えつけ時期

4月上旬~7月上旬、または9月中旬~10月中旬が適しています。
鉢植えの場合は根が詰まると葉の色が美しく発色しなくなるので、春や秋に植え替えてあげましょう。

さし木

枝を5~8cmほどに切り、赤玉土(小粒)や鹿沼土(小粒)に挿します。
根が出たら、秋に鉢に植え替えましょう。

とり木

つるが土に触れると、節から根が出てきます。
それを掘り上げて増やすこともできます。
庭植えの場合、つるに軽く土をかぶせて根が出るのを待ちましょう。

剪定

枝を切り戻すと、新芽が出てきます。
花を楽しみたい場合は、花が咲いた後にだけ剪定を行いましょう。
緑色の葉だけが出てきた枝は、丸ごと切り取ります。

ポイント

初雪カズラは春から秋にかけて葉の色が変化し、ピンク、白、緑と美しい彩りが楽しめます。
グラウンドカバーや寄せ植えにも向いており、初心者にも育てやすい人気の植物です。
一方で「植えたら大変だった」と感じる人もいます。
とても繁殖力が強く、つるで木や壁に絡みついて広がります。
また、植物には毒性があるため、手入れのときは手袋をつけましょう。
剪定をしないと家の壁まで覆ってしまうほど伸びることがあります。
地面を這うつるからも根を出して、ブロック塀やコンクリートにも絡みつくため、増えすぎないように注意が必要です。

「今年は鉢植えで育ててみようかな?」という方にもぴったりな、美しい植物です。
是非、チャレンジしてみてください。

ハツユキカズラ(初雪カズラ)
ハツユキカズラ(初雪カズラ)
ハツユキカズラ(初雪カズラ)